統合失調症・抗精神病薬の商品名リスト一覧

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抗精神病薬の商品名リスト一覧

抗精神病薬は「定型抗精神病薬」と「非定型抗精神病薬」に大別され、定型抗精神病薬は主に陽性症状を改善し、非定型抗精神病薬は比較的副作用が少ないとされます。統合失調症・抗精神病薬の商品名リスト一覧を参考にしてください。

定型抗精神病薬

●クロルプロマジン

【商品名】コントミン、ウインタミン
定型抗精神病薬の代表的な薬の1つです。1952年から使われている、最も古典的な抗精神病薬で、その分、安定感のある薬です。主な作用は、ドーパミン受容体やアドレナリン受容体の遮断など。他に、アセチルコリン受容体、セロトニン受容体など、複数の受容体にくっついて働きます。

●レボメプロマジン

【商品名】ヒルナミン、ソフミン、レポトミン
ドーパミン、アドレナリン、ムスカリン、ヒスタミンなどの受容体に対して遮断住用があります。鎮静・催眠作用や、情動の安定作用は高いですが、幻覚や妄想などへの効果は弱い薬です。

●フルフェナジン

【商品名】フルメジン
強力なドーパミン受容体遮断作用があり、また、弱いですが、セロトニン、アドレナリン、ムスカリン性アセチルコリンなどの受容体遮断作用もあります。

●ハロペリドール

【商品名】セレネース、ケセラン、パロステン、リントン
抗精神病薬の中でも、代表的な薬の1つです。ドーパミン受容体への選択性が比較的高く、ドーパミン神経系の活動を下げるとされています。認知症やアルコール依存症の、せん妄状態(興奮を伴う「寝ぼけ」状態)の改善にも使われます。

●プロムペリドール

【商品名】インプロメン
ハロペリドールとよく似た化学構造を持つ薬で、より選択的なドーパミン受容体遮断作用があります。

非定型抗精神病薬

●リスペリドン

【商品名】リスパダール
非定型抗精神病薬の代表的な薬です。ドーパミン拮抗作用とセロトニン抵抗作用があります、セロトニン・ドーパミンアンタゴニスト(SDA)です。アンタゴニストとは「働かなくさせる」という意味です。海外のデータでは、幻覚や妄想などの陽性症状に対し、ハロペリドール(定型抗精神病薬)よりも高い有効性を示したのは、非定型抗精神病薬の中では.この薬だけでした。再発率も、ハロペリドールより低くなっています。

●ペロスピロン

【商品名】ルーラン
リスペリドンと同様、ドーパミン拮抗作用とセロトニン拮抗作用を持つSDAですが、神経伝達物質の受容体に対する作用には、違いがあると考えられています。

●オランザピン

【商品名】ジプレキサ
ドーパミン受容体、セロトニン受容体、ヒスタミン受容体など、多様な受容体に結合する特徴を持つ、マルチアクティング・レセプター・ターゲット・アンチサイコティックス(MARTA)です。

●フマル酸クエチアピン

【商品名】セロクエル
ドーパミン受容体より、セロトニン受容体に対して高い作用をします。

●アリピプラゾール

【商品名】エビリファイ
ドーパミンの経路を完全に遮断しないので、副作用がより少なくなると期待されています。ドーパミンが過剰な場合はアンタゴニスト(働かないようにする)のように、また不足している場合はアゴニスト(外から補う)のように作用して、ドーパミン・システムを安定させる働きがあります。2006年に発売された新世代の抗精神病薬です。

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