統合失調症・良い病院の選び方(転院のリスク)

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統合失調症・病院の選び方(転院のリスク)について

近くの病院にするか、遠くても名医がいる病院にするのか、それとも地域全体の医療体制を利用するのか。統合失調症の病院選びは家族の事情も考慮しましょう。統合失調症・病院の選び方(転院のリスク)について紹介していきます。

病院の選び方について

良い病院の選び方統合失調症の治療には、患者さんと医師との相性や信頼関係が重要なポイントになります。そのため、もし候補の医師がいるのだとしたら、医師選びを優先させて、その先生が勤務する病院に通うということでいいでしょう。それでも、精神病院は特有の雰囲気があるので、不安になるかもしれません。地域の保健所や精神保健センターで、情報を調べるのも有効な方法です。病院選びは、どんな治療を受けるかによって変わってきますし、また患者さんの生活条件に合わせるという部分もあります。精神の病気だけでなく、体の病気も合併している状態なら、いろいろな診療科のある総合病院や大学病院のほうがいいでしょう。また、症状が軽く、会社に勤めながら通院するのなら、自宅よりも会社の近くで、夜も診療しているメンタルクリニックのほうが便利になってきます。ただ、大都市では医師も病院も豊富なので、多くの医療機関の中から選べますが、地方では、精神科のある病院が少ないということも多く、選択肢が限られてしまいます。こういった場合、良い医師を求めて、遠方の病院を受診するのがいいかどうかという問題もあります。次のようなことも参考にしてみてください。

●現在の精神医療は、緊急訪問サービス、デイケアなど、地域全体でバックアップする態勢が整いつつあります。このような協力態勢は、地元の医療機関のほうがとりやすいといえます。
●統合失調症の治療には家族の役割が大きいので、患者さんだけでなく、家族にとっても通いやすい環境(距離、交通機関など)かどうかを考慮する必要があります。また、病気が初期のころは、なかなか考えにくいと思いますが、統合失調症は症状が進むと入院ということもありえるので、初めから入院施設のある病院にしておくと、こういった場合にも迅速に対応できます。

転院のリスクについて

精神科医現在は統合失調症に限らず、より納得のいく医療を求め、セカンドオピニオンを求めることが多くなっています。統合失調症で問題になるのは、回復の途中の段階にあるのにも関わらず、「治療をしても症状がよくならないと思ってしまう」患者さんの場合です。このケースは別の病院に行けば、違う治療をしてもらって完治するのではないかと患者さんが期待してしまうことによって起こります。病院を変えることは、それまで続けてきた治療が中断してしまうために、症状が進んでマイナスになるリスクもあります。また、統合失調症の治療では、医師とのやりとりを重ねるので、前の先生に言われたことが頭に残ったまま、別の病院を訪ね、また違うことを言われると、何が正しいのかわからなくなり、余計に混乱してしまうことにもなりかねません。もし、転院を考えているのであれば、漠然と別の病院(精神科)に転院するのではなく、「統合失調症を専門にしている医師(病院)の治療を受ける」ことに目的をしぼるようにしましょう。

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